田舎では代々続く不動産会社がよくありますが、なんとなく「何をしているかわからない」というイメージがあるかもしれません。
そもそも土地という形のないものを扱ったり、住宅という価格のはっきりしないものを扱っているからではないでしょうか。
バブルの時代には不動産ビジネスがたいへん盛り上がったこともあり、「何もせずに大金が転がり込んでくる業界だ」というイメージも加算されてしまったようです。
また、不動産の価格は売り手と買い手の交渉で決まることがほとんどなので、売買がオープンではないことも「よくわからない業界だ」と思われる一因でしょう。
他にも関西と関東で敷金礼金のシステムが違ったり、鍵交換の追加料金、消臭料金など、消費者から見ると実態のないお金が動くというのも大きいでしょう。
これからの不動産会社は、物件管理にかかる費用や相場の価格など、なるべくお金の面でオープンになることでイメージを払拭できるかもしれません。